2008年05月10日
2010年には200$突破か?【長文】
とあるメルマガより引用
↓
原油価格は一段と上昇する可能性がある、と一部の金融機関は予想を発表しています。
ゴールドマン・サックスは、世界的な供給の伸びが鈍いことから、今後2年間で1バレルあたり200ドルまで上昇するとの見通しを示しました。
供給が適切なペースで増加していないため、現在のエネルギー危機が頂点に達する可能性も否定出来ず、今後6-24か月で150から200ドルに上昇する公算が高まっているとしていますが、原油高がどの程度続くのかは不透明との認識を出しました。
同社は、原油価格が50ドル前後だった2006年当時、100ドルを超えるとの予想を発表し、その後実際に同水準を上抜いたことから、この見通しはマーケットで買い材料視されました。
またカナダの大手銀行であるCIBCは、需給のタイト化を背景に、原油価格は2010年までに150ドル、2012年には225ドルまで上昇するとの予想を発表しています。
<商品全体は調整局面>
確かに中東や一部の産油国での政情不安、いわゆる「地政学的リスク」があり、供給面からの不安が買い材料視されていますが、現在の価格水準がさらに倍になることは想定しにくいと考えます。
米国では原油高を受け、低燃費車やハイブリット車への切り替えが進んでいるようであり、関係者は、これまで世界的な需要増加の牽引役だった中国でも、原油や製品の需要が伸び悩み始めていると指摘しています。
原油高に伴う日本全体のコスト増加分は3兆円に達するとの試算がありますが、今後は各企業の省エネ対策が本格化することが見込まれます。
実際、1970-80年代のオイルショック時には、日本を中心とした省エネ技術の目覚ましい進歩があり、その後の原油価格低迷の一因となった経緯があります。
投機資金の流入にしても、最近の世界的な金利上昇傾向や、貴金属・穀物等の他商品価格がジリジリと下げ始めるなか、原油価格だけを押し上げるのは困難と考えます。
一時期、高値更新で食糧品価格上昇を招き話題になった小麦価格も、高値を受けた生産増加や消費減退観測が上値抑制要因となり、高値からは20%以上の下落となっています。
日常生活や産業の必需品であるとは言え、原油(または石油製品)にだけレーショニング(価格上昇に伴う需要の減退)が発生しないとの見方には賛同出来ず、商品市況全体の流れに合わせる格好で、原油相場も相応の調整場面を迎える可能性があると見ています。
↑
この文章を読んで…
原油高は、投機が主流でしたが、産油国が供給過剰を理由に増産しなかったことにも起因します
確かに、中国などの需要はやや減少気味ですが、長期的には需要は増えると考えられます
限りあるエネルギーをいかに効率よく使う技術が開発されれば、あと『60年』しか持たない原油の価格も落ち着くかもしれません
ヨーロッパでは、太陽光発電普及を推進しているのに
日本では普及が進みません
太陽光発電システムが高いのと
国の導入補助金がカットされてること(一部市町村では補助金があります)
電気を電力会社に売る価格が安いこと
などが上げられます
北海道十勝日高地方、関東内陸、山梨県、瀬戸内、宮崎県などは、日本でもトップクラスの日照時間の多い場所です
導入にお金のかかる風力発電よりも、補助金を復活させて家庭での太陽光発電導入を目指した方が、得策だと思うのですが…
国はなかなか動かないですね
洞爺湖のサミット会場では、冬に残しておいた 大量の雪を冷房に使うようですが
日本もサミットを機に太陽光発電にもっと力を入れて欲しいです
だって、日本のソーラーメーカーは世界の最先端なのですから
三洋電機、シャープ、京セラ…
また、本田技研などもソーラーに参入しています
本田技研のは、価格の高いシリコンを使わないもので、発電効率は下がるものの、価格を下げることができます
http://www.honda.co.jp/soltec/
日本の技術はとても高いので、国も応援していただきたいです
もちろん、農業にも力を入れてもらいたいです
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原油価格は一段と上昇する可能性がある、と一部の金融機関は予想を発表しています。
ゴールドマン・サックスは、世界的な供給の伸びが鈍いことから、今後2年間で1バレルあたり200ドルまで上昇するとの見通しを示しました。
供給が適切なペースで増加していないため、現在のエネルギー危機が頂点に達する可能性も否定出来ず、今後6-24か月で150から200ドルに上昇する公算が高まっているとしていますが、原油高がどの程度続くのかは不透明との認識を出しました。
同社は、原油価格が50ドル前後だった2006年当時、100ドルを超えるとの予想を発表し、その後実際に同水準を上抜いたことから、この見通しはマーケットで買い材料視されました。
またカナダの大手銀行であるCIBCは、需給のタイト化を背景に、原油価格は2010年までに150ドル、2012年には225ドルまで上昇するとの予想を発表しています。
<商品全体は調整局面>
確かに中東や一部の産油国での政情不安、いわゆる「地政学的リスク」があり、供給面からの不安が買い材料視されていますが、現在の価格水準がさらに倍になることは想定しにくいと考えます。
米国では原油高を受け、低燃費車やハイブリット車への切り替えが進んでいるようであり、関係者は、これまで世界的な需要増加の牽引役だった中国でも、原油や製品の需要が伸び悩み始めていると指摘しています。
原油高に伴う日本全体のコスト増加分は3兆円に達するとの試算がありますが、今後は各企業の省エネ対策が本格化することが見込まれます。
実際、1970-80年代のオイルショック時には、日本を中心とした省エネ技術の目覚ましい進歩があり、その後の原油価格低迷の一因となった経緯があります。
投機資金の流入にしても、最近の世界的な金利上昇傾向や、貴金属・穀物等の他商品価格がジリジリと下げ始めるなか、原油価格だけを押し上げるのは困難と考えます。
一時期、高値更新で食糧品価格上昇を招き話題になった小麦価格も、高値を受けた生産増加や消費減退観測が上値抑制要因となり、高値からは20%以上の下落となっています。
日常生活や産業の必需品であるとは言え、原油(または石油製品)にだけレーショニング(価格上昇に伴う需要の減退)が発生しないとの見方には賛同出来ず、商品市況全体の流れに合わせる格好で、原油相場も相応の調整場面を迎える可能性があると見ています。
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この文章を読んで…
原油高は、投機が主流でしたが、産油国が供給過剰を理由に増産しなかったことにも起因します
確かに、中国などの需要はやや減少気味ですが、長期的には需要は増えると考えられます
限りあるエネルギーをいかに効率よく使う技術が開発されれば、あと『60年』しか持たない原油の価格も落ち着くかもしれません
ヨーロッパでは、太陽光発電普及を推進しているのに
日本では普及が進みません
太陽光発電システムが高いのと
国の導入補助金がカットされてること(一部市町村では補助金があります)
電気を電力会社に売る価格が安いこと
などが上げられます
北海道十勝日高地方、関東内陸、山梨県、瀬戸内、宮崎県などは、日本でもトップクラスの日照時間の多い場所です
導入にお金のかかる風力発電よりも、補助金を復活させて家庭での太陽光発電導入を目指した方が、得策だと思うのですが…
国はなかなか動かないですね
洞爺湖のサミット会場では、冬に残しておいた 大量の雪を冷房に使うようですが
日本もサミットを機に太陽光発電にもっと力を入れて欲しいです
だって、日本のソーラーメーカーは世界の最先端なのですから
三洋電機、シャープ、京セラ…
また、本田技研などもソーラーに参入しています
本田技研のは、価格の高いシリコンを使わないもので、発電効率は下がるものの、価格を下げることができます
http://www.honda.co.jp/soltec/
日本の技術はとても高いので、国も応援していただきたいです
もちろん、農業にも力を入れてもらいたいです
Posted by 喜茶真 at
10:05
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