上毛かるた【い】

喜茶真

2007年01月27日 17:57

い…伊香保温泉、日本の名湯

すでに万葉集にも名前の出る伊香保…
伊香保嶺(榛名山)として出てきます

温泉は室町時代には15C後半の文書に出てきます

メインの源泉は鉄を含んだ茶色の弱食塩泉
昔から婦人病や不妊症に効くと言われました

伊香保神社は麓の吉岡から移転されたと言われ、上野国三之宮となっています

温泉街の石段がいつからあるかは、残念ながら私は知りません


石段の湯は気軽に入れる共同湯、タオルが茶色くなります
また旧町営の露天もあり、入り口には飲泉場もあります

与謝野晶子はじめ文人も多く滞在し、徳富蘆花は晩年滞在して小説不如帰(ホトトギス)で伊香保を取り上げています

なお、明治末期から昭和31年まで、渋川と伊香保を結んだチンチン電車が走っていました